鬼滅の刃の元ネタは古事記!?ヒノカミ神楽や炭治郎の名前から日本神話との関連性を考察

累計発行部数が1億5千万を超え、「鬼滅ブーム」を巻き起こした人気漫画「鬼滅の刃」。

古事記や日本神話を知っている人からすると「あれ?もしかして元ネタって古事記なんじゃない?」と思うところが多々あります。

  • 「柱」の意味。
  • 竈門炭次郎の名前と竈神の関係。
  • ヒノカミ神楽は、日本の最高神アマテラスを指している⁉
  • 無残を倒すラストシーンと日本神話が重なる。
鬼滅の刃と古事記の関連性を知ったうえで、もう一度読み返してみるとまた違った楽しみ方ができますよ。

それでは、1つずつ考察していきたいと思います!

鬼滅の刃に隠された古事記との関連性を考察

鬼滅の刃と古事記に、一体どんな関連性があるのでしょうか。

大きく5つの項目に分けて考察していきます。

鬼殺隊の最高位はなぜ「柱」と呼ばれるのか

「炎柱」や「水柱」など、鬼殺隊の最高位はそれぞれ「柱」と呼ばれていますね。

なぜ「柱」と呼ばれるか不思議に思いませんか?

別に「隊長」や「総統」でもいいはずなのに、わざわざ「柱」としたのには意味があるはずです。

古事記では、神様のことを「1人、2人」とは呼びません。

実は、「1柱、2柱」のように「柱」を使って数えます。

鬼滅の刃に登場する柱はそれぞれが、最強格の存在でまさに神のような存在です。

「柱さえ来てくれれば…。」

「柱が来るまで持ちこたえるんだ!」

など、まるで神頼みをしているかのようなシーンが多々あります。

「柱」という文字は「神が留まる依代」を表す文字でもあることから、「依代(神)の力=呼吸」を使いこなす存在として名付けたと考えられるでしょう。

竈門炭次郎と竈神の関係

古事記の日本神話には様々な神様が出てきますが、竈神(かまどかみ)と呼ばれる「ヒノカグツチノカミ」は火の神様として登場します。

炭次郎と竈神の類似点

  • 竈門炭次郎と竈神。
  • 火の呼吸と火の神様。
  • ヒノカミ神楽とヒノカグツチノカミ。

さらに、鬼滅の刃のタイトル候補の中には「鬼狩りカグツチ」や「炭のカグツチ」といったタイトルの候補もあったようです。

少なからず、ヒノカグツチを意識して竈門炭次郎というキャラクターを作ったのがわかりますね。

名前にも「竈(かまど)」の文字が入っているのは、竈神から来ているのではないでしょうか。

累との戦闘シーンで火を纏った剣技を繰り出すシーンは、まさに火の神様であるヒノカグツチを連想させます。

ヒノカミ神楽に隠された日本の神様

「ヒノカミ神楽」はなぜか「ヒノカミ」がカタカナ表記になっています。

これは、「火の神」もしくは「日の神」とも読み取れるようにするためではないでしょうか。

炭次郎は、火の呼吸から日の呼吸を習得していきます。

始めは「火の神」神楽として使っていましたが、「ヒノカミ」が「日の神」であったことも原作で明かされました。

日本で「日の神」を指すのは、太陽神でもあり、日本の最高神でもある天照大御神(アマテラスオオミカミ)のことです。

最強の呼吸「日の呼吸」と最高神である「日の神」にも通じる部分がありますね。

この「ヒノカミ神楽」は、元々は演舞として炭次郎は親から受け継いでいました。

無惨を追い詰めたときに、太陽が昇るまで「日の呼吸」でひたすら舞い続けながら技を繰り出す炭次郎。

このラストシーンが天照大御神の残した古事記に記された神話と重なる部分があるのです。

鬼滅の刃のラストシーンは日本神話のオマージュ?

※ネタバレを含みますので注意してください。

 

太陽が昇るまで、無惨を逃がすまいと休むことなく「ヒノカミ神楽」の演舞を続ける炭次郎。

このラストシーンが、古事記のとある話を彷彿とさせるのです。

古事記の日本神話に「天岩戸(あまのいわと)隠れ」という、天照大御神が隠れてしまうシーンがあります。

とある理由から、太陽神である天照大御神が「天岩戸」に隠れてしまったことで、世界は闇に包まれ混沌とした時代が訪れるのです。

他の神々は、なんとかして天照大御神を表に出そうと考え「神楽(舞のこと)」によって気を引こうと考えました。

天岩戸の前でひたすら舞いを続けたことで、天照大御神の気を引く事に成功し、再び世界に光が戻ります

この話と鬼滅の刃のラストシーン、とっても似ていると思いませんか?

 

  • 天照大御神が隠れてしまう。
    →「日の呼吸」の使い手が居ない。
  • 天照大御神が居ないことで混沌とした時代。
    →無惨を倒せる「日の呼吸」の使い手がおらず鬼が人々を襲う。
  • 神楽によって天照大御神の気を引こうとする。
    →「ヒノカミ神楽」を、太陽が出るまで舞い続ける。
  • 天照大御神が出てきて世界に光が戻る。
    →太陽によって無惨は消滅し平和な世の中に戻る。

 

鬼滅の刃の作者が、この話を元にラストシーンを考えたのかどうかはわかりません。

しかし、古事記からなんらかのヒントを得て作られた物語と考えられるのではないでしょうか。

まだまだある鬼滅の刃と古事記の類似点

これも古事記の話や日本神話から来ているのかな?と思う小ネタを簡単に紹介します。

お館様と無惨の関係

イザナギ(お館様)とイザナミ(無惨)を表現しているとも言われている。

古事記の中にこのような2人のやり取りがあります。

イザナミ
「これから人間を毎日1,000人殺してやる」
イザナギ
「ならば毎日産屋を建てて1,500人の子どもを産ませよう」

お館様の『産屋敷』の苗字は、イザナギの言葉から取ったとも考えられます。

鎹鴉と八咫烏

鎹鴉(かすがいがらす)は、鬼殺隊の伝令係として隊士たちに進むべき方向を教えてくれます。

人を導くカラスは古事記にも登場し、初代天皇である神武天皇の道案内をしたのが八咫烏(やたがらす)です。

緑壱の刀と草薙剣

現在も皇室に伝わる三種の神器の1つ「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」は、スサノオが8つの頭を持つヤマタノオロチを倒して手にいれました。

異形の姿をしたヤマタノオロチと同じく、腕が6本で化け物のような姿の緑壱零式。

炭次郎は緑壱零式を倒したことで、からくりの中に隠されていた伝説の刀、緑壱の日輪刀を手に入れます。

「強敵を倒して、その体内から伝説の剣を手に入れる」

これもスサノオとヤマタノオロチの話に通じるものがありますね。

まとめ

ここまで、鬼滅の刃と古事記の関連性についての考察を紹介してきました。

鬼滅の刃に登場する人物の名前や物語のシーンを、こうして古事記と関連する話と重ねて考えてみるのも面白いですね。

実際に作者が古事記を元ネタにしたかどうかは、名言されていないのでわかりません。

しかし、鬼滅の刃のタイトル候補に入っていた「鬼狩りカグツチ」「炭のカグツチ」を見てみると、やはり日本神話の影響は少なからずあると思われます。

古事記や日本神話は、お堅いイメージが強くてあまり読もうという気にならないかもしれません。

そこで、できるだけ簡単にサクッと読める古事記を勝手に解釈しているので良かったらこちらも読んでみてくださいね。

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