妊婦さんや授乳期のママさん、胃が弱い方でも飲めることから「デカフェ」や「ノンカフェイン」のコーヒーが人気です。
しかし、カフェインが入っていないからと言って本当に安心なのでしょうか。
「この珈琲はデカフェだから、いくら飲んでも大丈夫!」
そう思っているのであれば要注意です。
- デカフェのメリットは?
- デカフェやノンカフェインにデメリットはないの?
- ノンカフェインでも注意しなければいけないことは?
- 安心して飲めるデカフェコーヒーを知りたい。
このような疑問を持つ方に向けて、デカフェやノンカフェインのコーヒーのメリットや注意しなければいけないポイントを紹介しています。
デカフェやノンカフェインと書かれていても、安全とは限りません。
こちらの内容を参考にして安心して飲めるカフェインレスコーヒー選びの参考にしてみてくださいね。
デカフェやカフェインレスってなに?
誰でも安心して飲めるといったメディアのイメージが強すぎて、「デカフェ」や「ノンカフェイン」のことを詳しく知っている人は多くありません。
認知度だけが高くなってしまい、なんとなく安心だろうと思っていませんか?
そもそも「デカフェ」「ノンカフェイン」のコーヒーとは、カフェインをあらかじめ除去した珈琲豆を使用して作られたコーヒーを指しています。
ちなみに、取り除くカフェインは100%である必要はありません。
90%以上カフェインが除去できていれば「カフェインレス」と表示して販売することが可能です。
つまり、全くカフェインが入っていないわけではありません。
カフェインを取り除く方法もさまざまですが、中でも薬剤を使用して除去しているものは要注意!
この点については、詳しく後述していきます。
デカフェやノンカフェインのメリットとデメリット
デカフェやノンカフェインには、メリットもあれば注意しなければいけないデメリットもあります。
2つの正しい知識を持って、安心して飲めるコーヒーを選びましょう。
デカフェやノンカフェインの4つのメリット
まずは、カフェインレスコーヒーやデカフェのメリットからお伝えします。
主に挙げられるメリットは以下の4つです。
- 睡眠への影響が少ない
- 利尿作用を抑えられる
- リラックス作用が期待できる
- 妊婦さんや授乳中のママでも飲める
メリット1:睡眠への影響が少ない
カフェインには、脳を覚醒させて活性させる効果があります。
眠気を飛ばして頭をスッキリさせたい!
ボーっとしている脳を冴えさせたい!
そんなときにピッタリのコーヒーですが、脳を覚醒させてしまうので寝たいときに眠れなくなるデメリットが出てきます。
就寝前に飲んでしまって、中々寝付けないといった経験をされている方も多いのではないでしょうか。
しかし、カフェインレスコーヒーのメリットは、コーヒーよりもカフェインの含有量が少ないので安心です。
寝る前に飲んでもレギュラーコーヒーと比べて睡眠への悪影響が少なく、目が冴えることもありません。
メリット2:利尿作用を抑えられる
カフェインには利尿作用があるのも有名ですね。
何杯もコーヒーを飲んでいるとトイレが近くなるのもそのせいです。
しかし、カフェインレスコーヒーやデカフェであれば利尿作用もほとんど抑えられるのでトイレの心配をする必要もありません。
長距離の移動時はもちろん、寝る前に飲んで夜中にトイレに行きたくて目が覚める心配をせずに飲めるのは大きなメリットですね。
メリット3:リラックス効果を得られる
コーヒーの香りが脳に「アルファ波」を発生させることが、最新の研究によってわかりました。
杏林大学医学部精神神経科の論文でも発表されていることから、珈琲の香りは心を落ち着かせる効果があることがわかります。
論文:香りが脳機能に与える効果
こちらは、国際生命情報科学会誌にも掲載されいます。
また、これは普通のコーヒーに限った話ではなく、カフェインレスコーヒーやデカフェでも同様の効果を得ることが可能です。
脳をリラックスさせる効果があるアルファ波は、集中力アップにも繋がるので勉強や仕事にもピッタリ!
メリット4:妊娠中や授乳中の方でも飲める
妊婦さんや授乳中のママでも、少しなら普通のコーヒーを飲んでも大丈夫と言われてます。
しかし、大切なお腹の赤ちゃんやこどものことを考えるのであれば不安ですよね。
それまでコーヒーを飲むのが習慣になっている方であれば、飲めないことでストレスも溜まります。
ホルモンバランスの変化によって、今までコーヒーに興味が無かったのに急にカフェインを取りたい!と好みが変化する方もいるでしょう。
その時に役立つのがデカフェやノンカフェインコーヒーです。
カフェインを気にせず、コーヒーの香りや味を楽しめるので罪悪感なく珈琲が楽しめます。
デカフェやノンカフェインの3つのデメリット
続いて、カフェインレスコーヒーやデカフェのデメリットをお伝えします。
主に挙げられるデメリットは以下の3つです。
- 美味しい珈琲がほとんどない。
- 市販品の数が少ない。
- カフェインの除去方法に注意。
デメリット1:美味しい珈琲が見つからない
デカフェやカフェインレスコーヒーの最大のデメリットとも言えるのが「味」です。
いくらカフェインが入っていなくても、美味しくなければ飲む気になりませんよね。
後味はスッキリとしたものが多いのですが、コーヒーの風味やコクなどが著しく損なわれているものが多いです。
独特の酸味や後味のものもあり、美味しくないノンカフェインコーヒーを飲んだ方は、もう二度と飲みたくないと思うでしょう。
元々コーヒーが好きだった人ほど、その違いに驚くと思います。
デメリット2:市販品の数が少ない
お店で売っているデカフェやノンカフェインのコーヒーの種類が少ないのもデメリットと言えます。
美味しいデカフェのコーヒーを探そうにも、市販で売っているものだと種類も少ないんですよね。
喫茶店やファミレスでもデカフェのコーヒーを置いているところはまだまだ少なく、認知度が上がっている割には「味」を重視したカフェインレスコーヒーがあまり出回っていません。
そのため、ネット通販や口コミでデカフェのコーヒーを探す人が多く、自分に合ったものに中々出会えない人も多いでしょう。
デメリット3:カフェインの除去方法に要注意
コーヒーからカフェインを取り除く方法は、1つではありません。
安心安全を考慮して水や二酸化炭素を使用して除去する方法もあれば、薬剤を使用してカフェインを除去している場合もあります。
さらに、この薬剤は人体にとって有害で、発がん性物質の懸念があることから日本国内では禁止されている方法です。
日本で禁止されているなら安心なのでは?と思うかもしれませんが、外国では禁止されていないので、海外ですでに除去されたものを輸入して国内でデカフェとして売るのは問題ありません。
デカフェやカフェインレスコーヒーを選ぶ際には、
- どのようにしてカフェインを除去しているのか。
- 国内でカフェインを取り除いているか。
この2つはしっかりとチェックしておきましょう。
特に妊婦さんや授乳中のママは、この点に注意するようにしてくださいね。
安心して美味しく飲めるノンカフェインコーヒー
- 市販で売っているものは、マズくて飲めない。
- カフェインの除去方法に不安がある。
そのような方にオススメしたいのがこちらの珈琲です。
croaster(シーロスター)のノンカフェインコーヒー
珈琲の通販専門ショップ「croaster」のデカフェは、香りを損なわないように超臨界二酸化炭素抽出法を採用しています。
国内で除去しているので安心安全というだけでなく、珈琲の風味や美味しさを損なわない製法にこだわっているのです。
使用している珈琲豆も高品質なスペシャルティーコーヒーを使用しているので、普通のコーヒーと比べても遜色ない味を実現。
2020年11月1日に行われた長野コーヒーフェスティバルでは、デカフェコーヒーが即完売したほどの人気商品になっています。
デカフェとカフェインレスコーヒー まとめ
ここまで、デカフェやカフェインレスコーヒーのメリットとデメリット、注意点や美味しく飲めるデカフェを紹介してきました。
最後に、デカフェやカフェインレスコーヒーについてまとめたいと思います。
メリット
- 寝る前でも気にせずコーヒーが飲める。
- 利尿作用を抑えることが可能。
- 妊娠中や授乳中のママでも安心。
- リラックス効果を得ることができる。
デメリット
- 市販のものだと美味しくない。
- 種類が少なく、美味しいデカフェに出会えない。
- カフェインの除去方法に不安が残る。
デカフェやノンカフェインコーヒーには、さまざまなメリットがありますが、注意しなければいけない点もあります。
特に、ネット通販で購入するときはカフェインの除去が国内で行われているかは、要チェックです。
美味しくて安全なデカフェを楽しみたい!という方は、ぜひこちらのコーヒーを試してみてくださいね。